2013年01月03日

【ISIS Selection】ブルースにこんがらがって〜ボブ・ディランとロニー・ジョンソン

Lonnie_Johnson1960.jpg


 ボブ・ディランの自伝が出版されてからもう10年近くたちましたが、その中で、最も嬉々として語っていることのひとつがロニー・ジョンソンから教わったという数学的演奏法でした。丁度、ネヴァー・エンディング・ツアーに突入する直前にそれを思い出し、試行錯誤を繰り返しながら実用化し、現在に至ってると思うのですが、今でもなお、音楽理論に詳しい人による明確な解説が待たれている状態です(分かってないのは私だけ?)。この件について参考になるようなロニー・ジョンソンの録音を紹介してくれと、ボブとブルースの両方に詳しい人に訊いてもみたのですが、思い当たらないという返事が来ました。ボブのギタテクを長らく務めていたシーザー・ディアスも「ディランが今プレイしているようなやり方でロニーがプレイしていたという記憶はないが」と言ってるので、きっとそうなんでしょう。
 コンサートの録音を聞いてわかるのは、音が徐々に整理されてきてるということです。1990年までは、ギターをガチャガチャかき鳴らしている傾向がありますが、92年以降は出す音を選ぶようになってきたのと同時に、ソロもたくさん弾くようになりました。2002年以降はもっぱらキーボードを演奏するようになり、ここ数年は特に、ボブが弾いたフレーズを他のメンバーが拾ってジャムを繰り広げるといったことが盛んに行なわれています。ギター時代にはこのようなことはあまりありませんでした。たとえあったとしても、今よりはるかに少なかったと思います。同じ意見の人、いますか? それとも私の妄想でしょうか? 数学的演奏法はキーボード時代(こうなってからも、かれこれ10年経っている)の今も続いているのでしょうか?
 とにかく、楽器の演奏に関する疑問は殆ど解決出来ていませんが、今回はロニー・ジョンソンのバイオだけでもおさらいしておきましょう。(注意----私のようなブルース初心者向けの内容)

 

【ISIS Selection 10】ブルースにこんがらがって----ボブ・ディランとロニー・ジョンソン

by デレク・バーカー
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posted by Saved at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Bob Dylan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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