2015年06月06日

グレイトフル・デッド FARE THEE WELL チケット狂騒曲・ケチつきまくり編

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 1月末以降、チケットの販売方法に関してケチがつきっぱなしなのは、以前掲載した記事(中間報告惨敗編終わってなかった編実券到着直前編)の通りなのですが、この期に及んでまた新たにケチがつきました。いったい何やってんだよ!(怒)の世界です。
 20年前にグレイトフル・デッドの最後のコンサート開催地となってしまったシカゴに戻って、あらためてさよなら公演をやりましょう----という人生のけじめ的なイベントなのに、今のところは有終の美を飾るどころかこの醜いゴタゴタ続き。はっきり言って、もう「萎え〜」です。こうなったら本番で超ステキなコンサートやって、音楽で名誉挽回してもらうしかありません。
 ところで、5月に発売になったビル・クロイツマンの自伝『DEAL: My Three Decades of Drumming, Dreams, and Drugs with the GRATEFUL DEAD』は、他人にあまり気をつかわず、好き嫌いをはっきり述べてて面白いです。フィル・レッシュの自伝『Searching For The Sound』はとっくの昔に邦訳の原稿は出来てるのですが、出版社の段階で作業がストップして数年経っており(無責任極まりない)、かわりに出してくれそうな他の出版社も見つからないまま、今日に至ってます。興味のある方がいらっしゃいましたら連絡ください。原稿はすぐに送れる状態です。
 話を元にもどすと、6月に入ってメール・オーダーで注文したチケットが予定通りファンのもとに届きはじめ、チケットマスターでは6月5日(金)12時(現地時間)からチケットの追加発売をしたのですが(極めて少数枚だったので一瞬でなくなった模様)、ここでまたひと悶着です。グレイトフル・ディーンというサイトに次のような報告+意見が載りました:


   






チケットが届いてビックリ

文:ディーン・ソティリー


 善意以外の何かによって助長された疑問の余地のある動きの中で、今週、チケットを郵送で受け取った者は、驚きと疑いを抱いた。チケット価格と価格別座席ブロックの割り振りが、全ての為替が換金された後に、謎の変更を遂げていたからである。私をバンドやプロモーターの弁解人呼ばわりした諸兄姉は、この記事をきっと気に入ってくれることだろう。私は自分が見たものをその通り正直に書くとにしており、私であろうが誰であろうが、今回このような判断をしたということは、考えを改めざるをえない事態に遭遇したということなのだ。私はまず第一にデッドヘッドであり、他ならぬ私達デッドヘッズのために声を上げようと努めている。ちなみに、私はグレイトフル・デッドやその関係者からは何ももらったことはない。私はこれまでずっと自腹でやっている。
 シカゴで開催予定のフェア・ジー・ウェル公演のチケット需要が予想外に多いことが判明する前の段階では、デッドのサイトでは次のような座席表が掲載されていた。

seating-chart-1.jpg


 メール・オーダーでチケットを申し込んだ人は、この表を見て代金を送ったのだ。私達が為替をGDTSTOOに送った時には、これが「契約」だったはずだ。
 メール・オーダーによる申し込みが洪水のように押し寄せた後、より多くの人がコンサートを見ることが出来るように、フロアは全部、指定席から立見にするという発表があり(これは寛大な措置のように思われた)、座席の割り振りは以下のように変更された。

Seating2.jpg


 この時、300レベル(3階スタンド指定席)は$79.50か$119.50で、フロアは$99.50だった。$199.50はステージの左右両側のベスト・シートのみだった。
 主催者側は事態をおもんばかり、インターネットでの一般発売前に、さらなる変更を決定した。出来るだけたくさんの人が会場に入れるように、ステージの裏側の席も販売することになったのだ。これも寛大な措置であるように思われた。
 この座席表を見る際、注目すべき点がいくつかある。300レベルは$79.50か$119.50である。フロアは全部、立見になり、料金は全て$99.50になった。
 なのに、今、さらに変更が生じているのだ。今週メール・オーダーのチケットを受け取った人の中には、300レベルなのに値段が$199.50のチケットが届いた人がいるのだ。これがその証拠だ。

300levelticket.jpg


 それだけではない。今朝、チケットマスターで発売されたフロアと300レベルのチケットはどれも$199.50という値段だったのだ。これは真に、倫理面で問題のある、非良心的で、卑怯で、道徳に反する行為だ。価格は予告なく変更される場合がありますといったことが書かれているかもしれない文言は全部読んだわけではないので、これが法律に反することなのかどうかは定かではない。私にわかるのは、この行為からは金銭欲の臭いがプンプンし、グレイトフル・デッドと関連組織が長年に渡ってファンに提供してきたあらゆるものに反している、ということである。ビル・グレアムだったらこんなこと絶対にやらなかっただろう。ガルシアの不在が残念なのと同様に、ビル・グレアムの不在も寂しく感じるイベントだ。まだ十分に金が集まってないというのか? 今回の一件で、ピーター・シャピロは一夜にして天才プロモーターから大馬鹿野郎と化した。こいつ以外に悪の元凶はいるのだろうか? いないと思う。…いいかピーター、あれが真実をいい加減に扱うお前のための炎だ。焼かれないことを願ってるよ…(この部分は〈Althea〉の歌詞をもじったもの)
 我々はもはやドラッグでラリってるバカガキではない。この一件は完全に、明らかに間違っている。チケットをめぐる状況を考えると、価格が変更になったことを伝えたとしても、ファンはチケットを買うのをやめたり、返金を求めたりするだろうか? 正直言って、否だろう。今回の措置は主催者側のお粗末な判断だったと言う他はない。音楽を作ってる人たちはこのような決定に関与していないと思うので、私は彼らの責任は追及しないが、あいつは追及されるべきである。こんな投稿したところで新しい仲間が増えるとは思わないのだが、私は真実を伝えたいのだ。

骨の髄までデッド、
ディーン・ソティリーより


Copyrighted article "Mail Order Pricing Switch Turns Shapiro From Genius To Jackass Overnight" by Dean Sottile
http://gratefuldean.com/mail-order-pricing-switcharoo-turns-shapiro-from-genius-to-jackass-overnight/
Reprinted by permission
posted by Saved at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Grateful Dead | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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