2015年06月15日

グレイトフル・デッド FARE THEE WELL チケット狂騒曲・さらに追加発売あるか?編

 当初の席の割り振りと値段設定がいつの間にか変更されているというレポートを前回紹介しましたが、その記事を書いた人のところにプロモーターのピーター・シャピロから電話がかかってきたのだとか。実際に話してみたら、金の亡者どころか、超いい人だったようです。

PeterShapiro.jpg

[ピーター・シャピロってこんな人らしい]


 昔はスタジアムでもチケットは一律いくらで売り(もしくは席による差が今ほど細かくない)、後は野となれ山となれダフ屋の利益になれでしたが、現在では、かつてのダフ屋の値段を需給関係が調整された上での適正価格と見て、最初の売値をそれに近づけることで最大収益をはかろうとしています。発売時か直前にならないと席の割り振りや代金が発表されないのは、ぎりぎりまで計算しているからでしょう。グレイトフル・デッドのチケットのメールオーダーがしっかり機能してたのは、もちろん前者の時代です。デッドの伝統も大切にしたいと考える殊勝な心の持ち主のシャピロは(ファンの苦情にいちいち耳を傾けているもの)、新旧のシステムの板挟みになっているのではないでしょうか。
天才 > クソ野郎 > 巨人
文:ディーン・ソティリー


 去る1月に『The Official Home of Unofficial Grateful Dead and Music News』というサイトを立ちげた際、その目的は私が冗談を言って楽しむことでしたが、さまざまなBBSで議論の的になりました。私が書いた最初の2つの皮肉の記事は、フェイスブックにある複数のグレイトフル・デッド系のページにコピペされました。ブログを始ることをある人から勧められたのですが、どうやったらいいのかわかりませんでした。そして、あれこれあって、ここにいます。希望や期待があってサイトを作ったわけではありません。ショウが始まるのを待つ間、少し楽しむことが出来たらいいな、暇つぶしの役に立てたらいいなと思っていただけです。この過程で、たくさんの仲間が増え、数人の人から嫌われました。好かれようと嫌われようと、そんなことどうでもよかったし、日常生活にも何の影響もありませんでしたけどね。
 時間を早送りして、昨日、電話がなりました。電話の向こうにいたのはピーター・シャピロでした。この電話を受けた時、私は自分の創造性(その殆どはお笑い)を表現するために作ったしがないサイトのインパクトに気づき、笑い出さないではいられませんでした。全部、最初は冗談だったのに、それが大きくなってひとり歩きするに至るという愉快な事態が起こったのです。
 短い会話を通してはっきりしたことなのですが、ピーター・シャピロはこの件に関して、必要以上に気にかけている人物です。この時、私が聞いた情報は今は漏らしませんが、この先、まだ何かがあるとだけお伝えしましょう。これまでに起こったさまざまな問題は、私達デッドヘッズ・ファミリー内で解決可能であり、実際にそうなるでしょう。シャピロがデッドヘッズ・コミュニティーを大切に思っていて、出来る限りベストなショウを開催するだけでなく、簡単には満足しないファンを満足させるために出来る限りのことをやろうと意識しています。それについて私はシャピロに敬意を表します。皆さんには、デッドヘッズ・コミュニティーの外側のメディアにあれこれ話す前に、少し待つことを勧めます。ピーターは我々のコミュニティー内で起こっていることを、シカゴ・トリビューン紙の記者よりも気にかけています。
 今日の夜、自分のスマホを見たら、ピーターから、数分、話す時間はないかというメールが届いていました。ピーターは素晴らしく謙虚で誠実な人です。私はブログをやってるだけの何でもない人間ですが、20年間、大規模コンサートのプロモーターをやってる人物が再び電話で話したいと言うのです。
 私はこの場で、この数日間、数週間、数カ月間してきた礼儀を欠く発言に関して、ピーターに謝罪したいと思います。問題を取り上げたことについては謝りません。問題は解決されつつあるからです。私がこれまでに見たこともない、大胆かつ前代未聞のやりかたで、この件に関係するあらゆる立場の人が完全に納得するよう、問題は解決されるでしょう。GDTSTOO経由でチケットを購入した人もその対象です。詳しいことは、近々出るであろうピーターからのメッセージで発表されますが、私の期待をはるかに超える解決策です。この解決策でも満足出来ず、バンドや金、ピーター・シャピロについて悪口を言う奴がいるなら、そいつのほうがクソッタレです。そのくらいの解決策です。当然、何にでも難癖をつける奴はいるでしょう。誰がそういうあら捜し野郎なのかは、そのうちわかるでしょう。
 今は落ち着いて、その発表を待ちましょう。

骨の髄までデッド、
ディーン・ソティリーより


Copyrighted article "Genius To Jackass To Giant Among Men" by Dead Sotille
http://gratefuldean.com/genius-to-jackass-to-giant-among-men/
Reprinted by permission

 上の記事がグレイトフル・ディーンに載ったのが6月10日。グレイトフル・デッド50周年オフィシャルHPに「希望者には返金」の旨が記されたのが同日の少し後。ファンの苦情(グレイトフル・ディーンの記事)に対応してデッド側が返金を決めたことという記事がワシントン・ポスト紙のサイトに掲載され(同日)、そして、デッド側の正式発表とこの報道を受けてディーンが6月11日にアップした記事が「天才 > クソ野郎 > 巨人 > まあまあ」です。ということはちょっと評価が下がったようです。
 シャピロに対する評価の変遷を表したタイトルを、「このタイトルは私の知らないどこかのジャムバンドのセットリストのように見えてきたなあ…」とジョークのネタにして始まる記事は、大半が比喩と冗談で埋め尽くされ、私には真意がわからない箇所が多いので、直接的な言い方で書かれていて理解しやすい後半だけ紹介します。ファンとして一番気になってるのが今後の見通しの件ですし。
 今後私が注目したいのが以下のことだ。チケットマスターのサイトには、チケットの値段は予告なく変更されることがあると明記されている。サンタクララ公演のチケットは明日、放出される予定だ。100レベルの良い席がたくさん出てくるはずでだ。それで、シカゴ公演の良い席はどこに行っちゃったのか? VIPパッケージ購入者以外、100レベルの良い席を持ってるという人からは、連絡をもらったことがない。この席のチケットが放出されてないなんて考えられない。良い席がまだ入手可能だなんてことがありうるだろうか? チケットマスターで販売される時には、いくらになってるだろう? 199ドル+サービス料のままだろうか? 100レベルの席が放出される時には、それが$199.50のチケットを注文した人にいかなかったのはなぜか、皆が知りたく思うだろう。こうしたことが明らかになるまで、まだまだ、緊急発進という事態が生じることだろう。だが、全ては今後数週間のうちに起こるのだ。これがシャピロの戦略だ。私の予想では、今後数週間のうちに、VWバスの中のツツガムシのようにチケットが突然現れるだろう。

 実際に、サンタクララ公演のチケットは12日13:00(米東部時間)にチケットマスターで追加発売されましたが、この記事をアップする直前に試しにチケットマスターにアクセスしたらGAフロアが出てきました(日本時間6月15日21時くらいの時点)。ディーンが予想するように、シカゴも直前に大量の追加販売あるかもしれません。私のシカゴ公演の席はステージ裏3階スタンドなので、アップグレードしたいところです。(2/28に友人がチケットマスターで予約したチケット、まだ郵送されてないらしいので心配なのですが…)

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posted by Saved at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | Grateful Dead | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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