2013年06月06日

NY Rock'n'Roll Life【19】ピート・タウンゼントがギターを大量購入するのを目撃したぜ(1968年春)

 今回紹介するのは、西48丁目にあったマニーズ楽器店での出来事です。私もこの店に2回行ったことがあります。最後に行ったのは2003年8月でした。47丁目にあったポートランド・スクエア・ホテルという安宿に泊まってたので(宿泊費を節約して、そのぶんたくさんのお芝居やコンサートを見ましょうというコンセプトのホテルでしたが、今はもうないと思います)、近所の散策ついでに入ったのですが、買い物はしておりません。有名ミュージシャンご用達の店ということで、壁にはサインや写真がびっしり。ロック・ファンにとっては観光地のひとつでしたね。
 この文も出てくる名物店長のヘンリー・ゴールドリッチ氏は、youtubeにもたくさん登場しています。
 


 マニーズの歴史を綴った本もあります。なんと、序文を書いてるのはポール・サイモン。

 




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2013年03月14日

【補足】メトロポリタン歌劇場でのザ・フー

 【ビンキー・フィリップスのニューヨーク・ロックンロール・ライフ】第1回は、1970年6月7日にメトロポリタン歌劇場で行なわれたザ・フーの《トミー》公演でビンキーがピート・タウンゼントからギブソンSGをもらった話でしたが、このコンサートを収録した約3分の動画が3/12にyoutubeにアップされました。

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2013年02月01日

NY Rock'n'Roll Life【10】ザ・フー初のアメリカ公演を見たぜ(1967年)

 前回は1978年のパンク時代の話でしたが、今回はその11年前の、まさにサイケ前夜の音楽シーンの話です。ザ・フーとクリームのアメリカ・デビューは1967年3月にニューヨークで行なわれた『マレー・ザ・Kのミュージック・イン・フィフス・ディメンション』でしたが、このショウはまだ1960年代前半のポップ・ショウの形式を引きずっていました。ザ・フーはこのショウがきっかけでポップ・ソングと楽器の破壊というギミックで人気を博しましたが、この少し後くらいから、ピート・タウンゼントは、もっとアーティスティックな点で評価される存在になりたいと考えるようになりました。クリームもこの時は1曲3分程度のフォーマットの中で演奏せねばならず、エリック・クラプトンがビル・グレアムから「朝まで〈スプーンフル〉を演奏したいなら、そうしろよ」と言われるのは、約5ヶ月後のことです。

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【マレー・ザ・Kとザ・フー】


 ピート・タウンゼント自伝『WHO I AM』p.114〜115にもこのショウに関する記述があるので、併せて読んでください。

   



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