実際にミュージシャンが来てレコーディングに使用してる現役のスタジオなので、自由見学というわけにはいかず、ガイド付のツアー(30〜40分)となるので、ウェブページからの予約が必要です(こちらは65歳以上がシニア)。
今の入口↑に行くと、リオンの銅像がお出迎え。私が訪問した時のガイドはマイクさんという方でした。まずは外の説明から。本当に教会だった建物を買い取ってスタジオに改造したそうです。こちら↓がオリジナルの入口。ドアにあいた丸い穴は、リオンがそこから外を覗いて誰が来たか確認するための小窓。リオンの背丈に合わせて作られたんだとか(私のおでこより上の高さでした)。
階段の縁がところどころ欠けてるのは、機材を運び込む際にぶつけた跡↓。
ロビーにはリオンの生い立ちや、ミュージシャンとしての活動を紹介した展示があります。バングラデシュのコンサートのコーナーもあったので、ただ説明を聞いてるだけの受身な態度ではいけないと思い、マイクさんが恐らく知らないであろう事実(クラウス・フォアマンから聞きました)を教えました。
当初はクラウスがボブのバックでベースを弾く予定でしたが、久しぶりのステージってことで超緊張していたボブは、最後の瞬間に、知ってる人のほうがいいってことで、リオンにお願いしたそうなのです。それがなかったら、〈Just Like A Woman〉でボブとジョージとリオンが1本のマイクに向かってコーラスで歌うシーンはなかったでしょう。映画がDVD化された際に入ってたボーナス映像に、リハーサルでクラウスがベースを弾いてるようすがしっかりとうつってます。
ロビーの端にはツアー用の機材ケースが↑。
階段を上がった2階には誰かがエリック・クラプトンのツアーで使用した機材ケースが↑。マイクさん :「うちにあるのは全部本物ですよ。写真もどうぞ」 この奥にコントロール・ルームとスタジオがあります。
私にとっての目玉は、ボブ・ディランの《Time Out Of Mind》で使用され、ジャケットにも写ってるNEVEのコンソール↑。元の所有者はダニエル・ラノワです。購入時にはかなりボロボロで、使える状態になるまでレストアするのにかなり苦労したんだとか。
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スタジオ内のドラムセットはジェイミー・オールデイカーのものだそうです。スタジオから出たすぐのところにトイレがあるのは、リオンが足が悪かったからだとのこと。(写真はなし)
3階には、2階のスタジオを見下ろせる窓のついた部屋があります。ここでミュージシャンや関係者がくつろいだそうです。元教会だけに、ステンドグラス風のこういうかわいい肖像画がありました。リオンとジョージ、エリック、ウィリーはわかりましたが、残り2人は誰だ? ハーモニカ・ホルダーの人はボブには見えません。
これはリオンが座ってた椅子↓。
タージ・マハルの最新アルバム《Swingin Live At The Church In Tulsa》はここで録音されたものなのだとか。1階奥にはTシャツ等のおみやげ売場とバー(ここだけ、3rdストリート側のドアから予約なしでも入れます)がありました。

Swingin Live At The Church In Tulsa - Taj Mahal Sextet
その後、リオンのコンサートを見たことがあるかと訊かれたので、1991年の東京公演、1993年東京公演、2009年ブルーノート、最後に見たのが2011年3月のエルトン・ジョンのMSG公演(デュエット・アルバムを作った直後)ですと答えました。それから、タージ・マハルも出演するこの晩(2/6)の『Red Dirt Boogie』コンサートの話で盛り上がり、マイクさんも行くとのことでしたが、会場で探したものの再会は叶いませんでした。
帰る時に気づいたんですが、こんな標識がありました。タルサはリオン・ラッセルの町です。

